サプライズ!アンサンブルコンテストの結果
 大変なことになりました。アンサンブルコンテストです。

 結果の前に、しばしお付き合いください。

 今日は、アンサンブルコンテスト。みんなで金沢まで行きました。
 今日の合言葉は、「ステージを楽しもう! &ステキにね!」

 昨日の練習で録音した歌声を何度も聞きました。すると、歌声に力みを感じました。そこで、「今日は、ていねいに。がんばりすぎずキムタクのように口をはっきり動かし歌おう。」と言いました。(これは合唱のお師匠さんの受け売りです)

 そして、バスの中で、お師匠さんの学校の歌声を聞いてもらいました。同じ歌なのに、ていねいさがまるで違います。差を歴然と感じました。

「でも、心配要りません。これは、30人で歌った歌。君達は君たちの歌を歌えばいい。でも、がんばりすぎず、ていねいに歌おう。」そう伝えました。

 会場の前で記念写真をとりました。総勢19名です。



 会場には予想以上に早くついたので、尾山神社に行きました。

みんなで2回お祈りしました。
 一回目は合唱団について。僕は「日本トップレベルの合唱団になりますように」とお祈りしました。
 もう一回は、自分の願い。ひみつです。


 その後、しばらく自由時間。みんな好き好きに、けっこう楽しい時間を過ごしていました。

 
 その後、尾山神社の小高い丘のようなところで、練習をしました。こんなところで歌ったなんて、思い出に残りそうです。

 会場に戻ると、あっという間にリハーサルの時間になりました。
ドキドキしながらも、4分間。あっという間の4分間でした。思った以上に、良い声が響きます。

 その後お弁当を食べました。
 そのお弁当に、あまりにも愛情を感じたものですから、みんなのお弁当の写真をとりました。



 
 「お弁当には、これがあるんだよ」って、両手でハートマークを作る子も。保護者のみなさん、ありがとうございます。



 開会式のあと、中学生の部。
 素人の僕ですが、聞いていても、いいわるいがはっきりとわかるようになりました。
 やはり、ハーモニーの美しさが大切。そして響きがあるかどうか。そこがポイントだと思いました。

 そして、本番前、会場の前で最後の練習をしました。「わたしが呼吸するとき」の曲は、最後いかに自分たちの願いを遠くまで響かせることができるか。ここがポイントです。そこで、ここを何度も練習していました。

 すると、近くの事務所の方が来られ、「練習は、やめてください。」とクレーム。「すみませんでした。」とあやまりつつ、それだけ響くようになった証拠だよって、子供達に伝えて、会場内に入りました。

 
 いよいよ、アンサンブルコンテスト、本番です。
 うちは2グループ出ました。
 一組目が「Happy Melody」というグループ名。「わたしが呼吸するとき」を歌いました。
 廊下で待つ時間。ウキウキします。でも緊張します。この緊張感。たまりません。

 そしてステージへ。

 予想以上に、うまく歌えました。今まで一番の出来だったかもしれません。会場を出た後、みんなで拍手をしました。

 さあ、休む間もなく二組目のスタートです。「苗代小学校合唱団」というそのままのグループ名で出ました。歌う曲は、ソアーベ児童合唱団、坪口先生の名曲「わたしはリンゴ」です。

 うちの合唱団は、この日のトリです。最後、会場を巻き込んで大盛り上がりで終わりたいと思っていました。

 ホッペを盛り上げ、大きなリンゴを作り、笑顔で入場です。

 歌い始めました。
 ソロの子、とてもうまくなりました。そして、みんなの明るいハーモニー。

 曲の最後には、みんなで手をつなぎました。タンバリンをたたく子が二人。軽快なリズムを作ります。そのリズムに合わせ、僕も会場に手拍子を促しました。すると・・・

 なんと会場全体が手拍子を始めたではありませんか。

 フィニッシュは、僕も子供達と手をつなぎ、みんなで両手を上げました。

 万来の大きな拍手!!

 と〜〜〜っても気持ち良かったです。会場のみなさん、ありがとうございました。

 会場を出た後、責任者の方が、「こんなに盛り上がって終わったのは初めてです」っておっしゃってくださいました。

 たくさんの保護者の方が、見えられていました。たくさんの人が喜んでおられました。

 そして、審査結果発表です。金・銀・銅のどれかです。

 一組一組と発表をしていきます。うちは大学・一般の部。最後の方です。
それでもだんだんと近づいてきました。胸がドキドキしてきました。

 そして、一組目。「Happy Melody」





「ゴールド・金賞!」という声が響きました。

 どよめく子供達。すごい。大人に混じって、なんと金賞をとったのです。

 

 そして、二組目の「苗代小学校合唱団」

「銀賞!」という声。

えっ?これも…すごい!!わきあがりました。

そして更に最後に大きなサプライズ。





「審査員特別賞、苗代小学校合唱団」


 えっ、えっ、え〜〜〜〜。信じられません。大人の部に混じってのこれらの賞。目頭が熱くなりました。

 結局この日のコンテストで、うちの合唱団は、「金賞」「銀賞」それに「審査員特別賞」と三つの賞をいただいたのです。なんという結果。

 審査員の講評で、うちの合唱団のことをこうおっしゃっていました。
「表現力が一番あった」

 なんといううれしい言葉でしょう。

 このような結果になったのは、まず子供達ががんばったこと。そして、校長先生のご指導。更に、合唱のお師匠さんの指導を見せていただいたおかげです。
 
 今日は、思い出に残るすばらしい一日でした。知らない間に力がついていたのです。

 コンテスト、過程は苦しくとも、結果が大きな喜びをくれます。みんな成長しました。僕も成長できました。

 心から、感謝です。

ps.このような体験ができたのも、このコンテストを裏で支えてくださった、関係者の皆さんのお陰です。受付や舞台裏での子供達への励まし、どんなに心強かったことでしょう。この場でお礼申し上げます。ありがとうございました。

アンサンブルコンテストの様子が新聞に出ました。

アンサンブルコンテスト金銀特別賞受賞のお祝いコメント