華々しい合唱団デビュー

はじめに
 今日は、今年度再結成の合唱団デビューの日でした。
大領公民館落成式に招待されたのです。

 そのために、朝9時学校集合!!今日歌う曲の練習をやりました。
黒板に、こう書きました。

「今日はデビューの日。たくさんの人に喜びと感動をプレゼントしよう」

 そう、歌を通して、公民館の落成を喜ぶ人たちに、さらに喜びと感動をプレゼントすることが今日の目的。その体験が、みんなの心の成長を促すのです。

 今日歌った曲は以下です。
1.ゆかいにあるけば 2.崖の上のポニョ 3.ふるさと 4.わたしはリンゴ

練習の様子
 「崖の上のポニョ」では、最後に「おめでとう」の垂れ幕を見せることにしました。巻物のように巻いてあって、それをスルスルっと広げて見せるのです。
 「ふるさと」は、三部合唱です。
 さらに「わたしはリンゴ」では、初めてソロデビューをする子もいます。
 本番どおり、音楽室で一通りやってみました。
 しかし、何だか声量が足りません。

 校長先生がこんな指導をされました。
「発声をやってみて」
アーーーー
すばらしい声が響きます。
「そう、その声を歌の中で出して」
そうやって2度目を歌ってみると、どうでしょう。さっきとはまるで迫力が違います。校長先生の指導のすごさと子供達のすごさを感じました。

いざ会場へ
 さて、会場へは歩いて行きました。天気も良くお散歩気分。子供達の中から自然と歌声が生まれます。さすが合唱団。(変な歌を歌ってたけど・・・・)


(デビューの4年生です)

 
 会場へ着くと、楽屋が用意されていました。たくさんの保護者の方々が応援に来られていました。会場には市長さんやたくさんの議員さんも来られていました。


 
いよいよデビュー
 あっという間に出番がやってきました。

「苗代小学校合唱団は、4年生の新団員も迎え、4月に再結成されました。そして、今日がデビューの日です。」
僕がこう言った時、拍手が生まれました。
 
 一曲目のゆかいにあるけば。声量は今一つだったけど、きれいな歌声でした。会場が一瞬、シーンとなった感じがしました。いいぞ、この調子。

 
 2曲目の前に、一度発声をしました。すごい声が響きます。「そう、その声で歌うんだよ」って校長先生のまねをしました。子供達もリラックスした感じになりました。
 そして2曲目は、かわいいポニョの歌声が響きます。
 さあ、最後のパフォーマンス。「おめでとう」の垂れ幕を出したとき、大きな笑いと拍手が生まれました。あとで聞くと、垂れ幕が裏返しになっていたとのこと。失敗は成功の元という言葉は、この様なことです。大うけで、会場の場も大いになごみました。

 
 3曲目の「ふるさと」は、23人という人数にも関わらず、すばらしい響きとハーモニーが生まれました。指揮をしながら、感動してました。

 そして最後の「わたしはリンゴ」。ソロデビューの子供達、立派でした。マイクなしで、歌いきりました。そして、最後にはみんな手拍子。温かいエンディングでした。


 ほっとしたのもつかの間、司会の方が、アンコールをお願いしてきました。予定外です。
「校歌を歌ってくれませんか」と言われました。
校長先生のピアノ伴奏で、最後は校歌でしめくくりました。
何と子供達、二部合唱で歌っているではありませんか。これにも感動。

皆さんの反応
 こんな感じで合唱団デビュー、終わりました。予想以上の盛り上がりで、子供達の声もよく響いていました。「普通ああいう畳の部屋だと声が響かないものだけど、よく響いていた」って、校長先生がほめてらっしゃいました。

 最後、会場を出るとき、会う人、会う人、
「とても良かったです。」
「合唱団、すごいですね。」
「美しい声ですね。」って、すごく褒めてくださいました。
 
 本当にすごい子供達ばかりです。心から思いました。
K先生のピアノ伴奏もすてきでした。
お客さんの間近で歌った経験。そして、とっても喜んでもらった経験。子供達にとって貴重な経験になったことと思います。
 たくさんの「ありがとう」の声がありました。笑顔がありました。子供達がプレゼントしたものです。最高のプレゼントができたと思います。そしてその経験は、子供達の心の幅を広げることにつながっていくことと思います。
 本当にすばらしい子供達に拍手です!!
 華々しいデビューでした。


皆さんの反響をアップしました。

新聞にも登場しました。ご覧ください。