NHK全国学校音楽コンクール、その結果は?
とうとうコンクールが終わりました。
子供達。最高でした。あのステージの上で今までで最高の歌声を響かせました。
一人一人が主人公。みんな輝いていました。歌にみんなの心が入っていたと思います。
歌い終わった後、OKサインを出しました。みんな最高の笑顔でした。
「先生、ぜんぜん緊張せんだよ」
「先生、すごく楽しかった。」
ステージを終えての子供達の感想です。
本当に楽しいステージでした。子供達と一つになった感覚が、僕にはありました。
校長先生もOKサインで笑顔で迎えてくれました。
さて、審査発表…
銅賞・・・・別の学校が呼ばれました。
銀賞、2校あります。
1校目、別の学校が呼ばれました。
さあ、残るは、金か銀。祈る子供達。
もう一つの銀賞は・・・
うちの学校が呼ばれました。
「キャーーー」隣で喜ぶ金賞の学校の子供達。
今年も銀賞という結果でした。
去年は、ガッツポーズの銀でした。
今年は、くやしい銀でした。
それだけ、こどもたちの歌声が良かったから。すばらしかったから。
悔しいです。
あとで、5人の審査員から、うちの学校の評価を聞きました。
共通して言えることは、うちの学校の子供達の歌声が一番伸び伸びしていた。明るい歌声だった。子供らしい歌声だった。その点は、すごく評価していただけました。
しかし、荒い部分がある。細かな音程のくるい。終わり方。言葉を大切にすることなど。それをいろんな箇所で具体的に指摘されました。
コンクールというのは、減点方式。いくら歌声が明るくても、音のくるいや違い。マイナス点をチェックしていくのです。なんだか、体操やスケート競技に似ています。
体操競技に例えると、うちは、演技に気迫があるのですが、足がそろってなかったり、着地で少しよろけたり、全体的に荒っぽいという指摘でした。
しかし、うちの学校を1位にした審査員もいたそうです。
考えると結成して2ヶ月の合唱団。本格的な合唱団相手によくやりました。がんばった子供達に、心から大きな拍手を送りたいと思います。
子供達、この短期間の練習で本当に良く伸びました。奇跡的な伸びです。心にグッと響く歌声を歌ったと思います。これも、お師匠さんをはじめ、校長先生、周りで支えてくださった皆さんのおかげです。本当に感謝です。
5年生のかわいいピアニストもよくやりました。繊細なピアノの表現がとても良かったとほめてくださる審査員もいました。
そして僕自身も、自分で言うのもなんですが、伸びを感じています。あたらしい指導法やコツをいくつも自分のものにした手ごたえがあります。
まだまだ伸びます。進化します。今までのみなさんの応援に感謝します。
ようやく僕たちの夏休みが始まりました。
ちなみに、下の写真は、みんなの願いを書き込んだ「夢の太陽」です。
ここをクリックすれば、コンクール当日の歌声が聞けます。
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