合唱団の子のいる担任の先生から、こんなことを言われました。
「夏休みの作文で、合唱団の経験をもとに、こんなすてきな作文を書いた子がいるんですよ。」
早速見せてもらいました。グッときました。とてもすてきな内容ですので、紹介します。


合唱団に入って

 僕は、歌はあまり好きではありませんでした。でも、僕はこの機会をきっかけに、きらいだった音楽の授業を好きになりたいと思いました。音楽の楽は「楽しい」と書くので、楽しい音楽にしようと思いました。

 大会では銀賞でした。その日の目標は「金賞をとる」ということではありませんでした。何かというと、「あわてず笑顔で楽しもう」でした。
 僕たちは、2ヶ月の合唱団。にわか合唱団なのに、銀賞をとれたのは、みんなが協力しから、ここまで来れたんだと思います。

 つらいことや苦労したこともいっぱいありました。もう放り投げたい時もありました。でも、そこには楽しいことやうれしいこともありました。でも、それだけではやっていけませんでした。

そ の時、近くにいてやさしくしてくれったのは、友だちでした。普通に話す。普通にしゃべる。普通に遊ぶ。その普通が僕に優しさをくれました。

 大会が終わり、銀賞をとった後にいろんなことを思い出しました。ほっぺにたこやきをつくる練習。口指三本の練習。きたなかった「イ」「エ」の練習。タイミングあわせの練習。マシュマロを使った練習。全国1位になった大岡山小学校の歌とあわせてタイミングを合わせる練習。自分達の歌の直しをしたり、「ハローハロー」や「ゆかいに歩けば」など、ほかにもいっぱいいろんな練習をしました。

 ぼくは生きていく中で、合唱団に入って、とっても大切なことが学べた気がするので、合唱団に入って、とっても良かったと思いました。大会の時、うちの合唱団を1位にしてくれた審査員もいたので、僕たちは1位の学校にも負けてはいないと思いました。
 ○○小学校に負けたので、○○小学校の人に、全国までいってほしいと思いました。

 来年は、金賞をとりたいです。来年も気持ちで勝負して、気持ちで○○小学校に勝ちたいです。それまでに気持ちで、曲にたましいを入れたいです。テクニックで勝つより、気持ちで勝ちたいです。

「ぼくは生きていく中で、合唱団に入って、とっても大切なことが学べた気がする」という部分。とてもうれしい言葉でした。そして、最後の言葉「テクニックで勝つより、気持ちで勝ちたいです」すごい!!これが僕たちの求めていること。それをずばりと書いてくれました。

 本当にうれしい作文でした。